妊娠検査薬について

生理が来ない・・・妊娠したかも・・・
そんな時に手っ取り早く調べることができるのが、妊娠検査薬ですよね。今は、妊娠検査薬もたくさん種類があります。
今回は、妊娠検査薬の仕組みや種類を、目的別に説明していきたいと思います。

妊娠検査薬の仕組み

受精卵が子宮に着床すると、黄体ホルモンの分泌を継続させる「ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン」というホルモンが胎盤から分泌されます。
通称　hCG（Human Chorionic Gonadotropin）

このhCGが、妊娠約4週あたり（生理予定日）から尿中に排出されるようになる。hCGの分泌量は、5週目ごろから増えてくるので、早ければ生理予定日より1週間後から、妊娠検査薬でhCGを感知し変色反応が起きる。

検査時期が早かったり尿が薄い場合は、本来妊娠していても、陰性と出る場合もあるので、生理予定日より2週間後以降に再検査する、起床時の尿で検査することをおすすめします。

ただし、妊娠検査薬には早期妊娠検査薬というものがあり、生理予定日当日から使えるものや、生理予定日1週間後から使えるものがあるので、結果を早く知りたい方は早期妊娠検査薬を使うといいでしょう。

選び方

・とにかく早く知りたい
・見やすい
・コスパがいい

上記のどれを重視するかで決めるといいでしょう。

とにかく早く知りたい

早期妊娠検査薬は、医薬品第1類なので、薬剤師がいるドラッグストアもしくは、iHerbでも取り扱いがあるようです。
一般的な妊娠検査薬よりも値段が少し高めですが、生理予定日の3～4日前から検査できるものもありますので、どうしても早く調べたい時には試してみてもいいと思います。

ただ、人によってはhCGの量が少なく、正確に測れない可能性もあります。

正確な結果を出すためにも、生理予定日を超えてからもう一度検査しましょう。

検査結果が見やすい

結果が見やすい検査薬は、海外のデジタル表記のものがおすすめです。
アナログ表記のものは、一般的なラインで出るものですが、濃さにバラつきがあり、見にくい場合があります。
デジタル表記だと、＋か－で出たり、Pregnant（妊娠中）の文字で出るものもあるので、わかりやすいかと思います。

パートナーに見せる場合や記念写真を撮りたいという方は、デジタル表記の検査薬だと誰が見てもわかりやすいですね。

コスパがいい

一般的な妊娠検査薬は、１本あたり300～500円となっています。

値段の違いは、結果が出るまでに少し時間がかかる、キャップがなくすぐに捨てないといけないなどで若干変わるようですが、検査結果には影響ありません。

デジタル表記、早期妊娠検査薬の相場は1本あたり700～1000円となっています。

まとめ

市販の妊娠検査薬は、値段や結果が出るまでの時間などに多少バラつきがあるものの、病院で使用されるものとほぼ同じで、正しく使用すれば99％信憑性があります。妊娠の可能性が考えられる場合は、生理予定日の2週間後もしくは1週間後に妊娠検査薬で検査をしましょう。2本入りのものもありますので、早く知りたい方はまず1週間後に検査、2週間後に2回目の検査をすると確実かと思います。